欧米の糖尿病情報は日本人には参考にならない?

しらねのぞるばさんが精力的に連載記事を書いていらっしゃいます。

何時も学ばせてもらっていますが、やっぱりそうなんだ、と勝手に同感したのが、

欧米の研究者は痩せ型糖尿病には無関心

という指摘です。

インスリン分泌を改善するには_探索メモ001
日本人に多いインスリン分泌不全型の糖尿病について調べ始めました. しかしこりゃ大変だ.

それねのぞるばさんのように専門的な情報をたくさん分析しているわけではないですが、私も同じように感じていました。

研究対象者のBMI

欧米の糖尿病関連の患者を対象にした研究では、BMI30超えを標準としたデータが多いような気がします。
BMIが30は、私の身長(181cm)だとちょうど100キロくらい、生涯最大体重が糖尿病発覚直前の78kg(BMI=24)の私からすると別次元に感じます。例えばそれが食事療法による効果の研究であれば、直感的に自分には関係ない(あてはまらない)かも、と思います。

間欠的ファスティング

糖尿病治療として、「間欠的ファスティング」にも興味がありますが、実際にやってみようとかもっと情報を集めようという気にあまりならない理由も、自分には当てはまらないかも、という何となくの感じです。

糖尿病治療に間欠的ファスティングを主張している Dr.Fung にベストセラーになっている書籍
The Diabetes Code (2018/3)
があります。
それもっと売れているのが同じ著者の
The Obesity Code(2016/5)
です。
アマゾンで、The Diabetes Code の書評を見ると、The Obesity Codeと書いてあることがほぼ同じである、との指摘が散見されます。

勝手に憶測すると、肥満対策には間欠的ファスティングが有効でそれは糖尿病治療にも有効、ということのようにも思えます。
つまり、肥満対策が糖尿病治療に効果的、という話のような気がするのです。

ファスティングは肥満対策以外にも健康に効果的と言われているようですから、やせ型の糖尿病患者にも効果があるのかもしれませんが、間欠的ファスティングによる糖尿病治療の主なはターゲットは肥満の糖尿病患者なのではないか、と感じます。

糖尿病最初の1年

「糖尿病最初の1年」患者が糖尿病と自分が行う糖尿病治療を考えるのにとても良い書籍だと思います。
この書籍の出版は2007年、著者はアメリカ人で、医師ではありませんが医学書の著述、編集に従事している専門化であり、2型糖尿病患者でもあります。
アメリカと日本の違いは頭に入れて読む必要があります。また、読めば違いは感じることができます。

この書籍の冒頭に見出しとして

2型糖尿病はインスリン抵抗性を意味します。

と書かれています。
また、同じページに

あなたがやせているとすると、理由はわかりませんが、インスリンを十分に産生しない少数の2型糖尿病患者の一人かもしれません。

とあります。
さらに続けて、

あなたが体重超過の場合は、十分なインスリンを産生している可能性が高いのですが、しかしあなたにはインスリン抵抗性があります。

と書いてあります。

これらから、アメリカの2型糖尿病患者とは、多くの場合

肥満で、インスリン分泌は十分で、インスリン抵抗性がある 人のようです。

まとめ

アメリカの2型糖尿病治療とは、

肥満を解消しインスリン抵抗性を下げること、になります。

(多分、ヨーロッパでもそうなのではないでしょうか)

ですから、アメリカの2型糖尿病治療法は、やせ型でインスリン分泌が少ない人には、あてはまらない(使えない)方法である可能性がある(高いかも)、ということになります。

アメリカでこうだから、という情報(特に食事療法)は、参考にしつつ鵜呑みにしない=自分に当てはまるか吟味することが重要だと思います。

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糖質制限と血糖値
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コメント

  1. デラシネ より:

     Dr.Fungは中国人なので、アジア人の場合も無視している訳ではないですが、FBで見る限りアジア人の分泌不全は仕方ないというスタンスでしょうか。この本を熱心に和訳していた鹿児島のS医師は患者さんに実行してあまり効果がみられなかったからか、植物食の方に行ってしまいましたね。
     

    • ホリデー より:

      デラシネさん
      お久しぶりです。情報ありがとうございます。
      ということは、読んでいませんがDIABETES CODEの内容は、やはり肥満でインスリン抵抗性による2型糖尿病患者が主なターゲットということなんですかね。間欠的ファスティングも健康的な減量には効果的でしょうが、残念ながらインスリン分泌不全のやせ型糖尿病患者にはあまり効き目がないのかもしれませんね。
      鹿児島の鈴木医師はプラントベースホールフードを強く推奨しているのかと思ったら少しトーンが変わっているようでもありまたブログでの発信もほとんどなくなってしまい残念に思っています。本当にプラントベースホールフードが効果的なのかわからずじまいになっています。