買うならこれ、血糖測定器2018春-5機種使用し評価しました

半年で血糖測定器5機種を購入し使用してみました。購入順にON Call Express、Contour Next EZ、One Touch Ultra2、Accu Chek Performa Nano、Accu Chek Performa です。価格、測定誤差、使用感などからおすすめの機種を検討しました。

血糖測定の基礎知識

血糖測定の基礎知識ー4つのパーツ

ここで評価する血糖測定器は、基本的に指先から少量の血を採血して血糖値を測定するものです。採血を伴なわず連続的に血糖測定ができる「FreeStyleリブレ」も保険適用になっていますので、そのうち指先から毎回採血する血糖測定器は過去のものになるでしょう。今のところは指先から少量の血を採血して血糖値を測定する機種が主流です。

血糖測定器は、4つのパーツが必要です。
(1) 本体:測定器です
(2) テスター:一回ごとに使用する試験紙の様なものです
(3) ランセット:血液を採取するための針です。
(4) 穿刺器:ランセットを指先に押し付けるための機器です。ランセットが注射針なら注射器です。

本体測定器とテスターがセットです。A社の測定器とB社のテスターでは使えません。形状も異なります。(プリンターとインクカートリッジの関係の様なものです)

ランセットと穿刺器もセットです。ただ、ランセットおよび穿刺器は汎用品で、他社のものでも使える場合が多いです。(ランセットが電池の様なものだと思ってよいです。単3電池ならどこでも使えます。)専用の形状のものもあります。
私の持っている製品では、ON Call Express とContour Next EZのランセットが共通、One Touch ULTRA2とAccu Chekシリーズはそれぞれランセットと穿刺器が専用品でランセットの形状が異なりました。

健康保険の適用

インスリンを使用している糖尿病患者は健康保険を使って購入することが可能です。
2型糖尿病患者の多くは、保険適用にならす、自己負担で購入することになります。

薬事法の規制と購入制限(薬局での購入のみ可)

薬事法改正で血糖自己測定器は「高度管理医療機器」に分類されています。
4つのパーツのうちテスターは薬局でしか買えません。本体、ランセット、穿刺器はアマゾンや楽天などインターネットでも購入可能できます。(アマゾンでキットを購入して、テスターが入っていなかったため、使えなかったという書き込みを見たことがあります。)

購入方法と価格

個人使用の2か月分までであればテスターの個人輸入が認められています。
個人輸入といっても、個人輸入代行業のインターネットサイトでの購入なら、通常のインターネット通販と何ら変わりません。また、eBayというネットオークション(≒ヤフオクやメルカリのグローバル版)で購入する方法もあります。
購入方法もこのサイトで紹介しています。

価格は高いほうから
薬局 > 個人輸入代行サイト > ebay
の順です。

5機種を使った感想(評価)


左から
ON Call Express(ACON)
Contour Next EZ(アセンシア)
One Touch Ultra2(ジョンソンアンドジョンソン)
Accu Chek Performa Nano(ロシュ)
Accu Chek Performa(ロシュ)
です。
最後に購入したAccu Chek Performaは50回程度、その他は150回以上使用しています。

 

On Call Express

最初に購入したので思い入れがあるというか一番沢山試したかもしれません。
最初で、私が慣れていたかったということもあるかもしれませんが、ときかく測定結果にのばらつきが大きいという印象です。残念!!

この機種は、「糖尿病お助け隊」という個人輸入代行サイトサイトで購入しました。テスターだけ追加でebayで購入してコストを下げることも考えたのですが、ebayでの出品数が少なく、日本までの配送をしてくれる出品がいつみてもほとんどないので諦めました。(日本向けでない出品はテスター1枚当たり10円以下で安く出品されていることもあります)

グローバルには、マイナーな商品であると思われます。

Contour Next EZ(アセンシア)

測定のばらつきは、ほとんど感じていません。その点では優秀と感じます。ただ、測定結果が他の機種に比べて高めです。110~140の範囲で、他機種に比べて10程度高く出る印象です。
テスターの供給(ebayでの出品)も多いのですが、安定して価格も高めです、残念!

Contour next Link (日本読み:コントアネクト)という機種が日本法人から販売されています。
テスターはContour Next EZと同じもののようです。

One Touch Ultra2(ジョンソンアンドジョンソン)

Contour Next EZと比較すると、少し測定結果がばらつくことがある印象です。ただし許容範囲です。ちなみに測定結果がばらつくというのは血糖値の測定結果が想定外に高く、あるいは低く血糖値が出た時に再度測定して血糖値にだいたい15以上差があったときのことです。厳密ではなく記憶による印象です。

この機種の面白いのは、テスターがGenericであることです。なので、少しContour Next EZより安いです。ebayでテスターを購入する際は、One Touch Ultra2で検索するほかに、テスターの名称(商品名?販売元?)である
GenUltimate UniStrip でも検索したほうがよいです。

購入時の記事はOne Touch ULTRA2 – 3台目の血糖測定器を購入しました
ウルトラシリーズとしてワンタッチウルトラビューという機種が日本法人から販売されています。このテスターはOne Touch Ultra2とは異なるようです。

他の機種との違いは、音が鳴らないことです。他の機種はテスターを挿入したときとテスターが血液を吸収した際に「ピッ」と音が鳴りますが、この機種は音が鳴りません。音が鳴るのに慣れた私にはどうもなじめません。残念!

Accu Chek Performa Nano と Accu Chek Performa(ロシュ)

安定感は、Contour Next EZとほぼ同じです。ただ、同じテスターを使用し、測定基本単の測手部分は同じと思われるAccu Chek Performa Nano と Accu Chek Performaで少し結果の傾向が異なります。空腹時血糖値あたりの血糖値で、Performa<Nano の傾向があるようにも思えますし、ほぼ同じ、とも解釈できそうです。

この2機種は、日本法人が販売しているアキュチェックSTメーターとテスターは同じです。

Accu Chek Performa Nano と、日本法人が販売しているアキュチェックアビバナノは、本体の形は同じに見えるのですが、違う製品のようです。テスターはSTメーター用とアビバナノ用で名称も価格も異なります。

ebayでの出品は、どういうわけかインドからが多いです。そのためか配送料がアメリカからより少し安く、それもあってテスターは安く購入できます。今のところ、出品数も多いです。

価格比較

機種 テスター1枚 備考
ON Call Express 39円 測定器込
Contour Next EZ 37円 測定器込
One Touch Ultra2 24円 測定器3500円
 Accu Chek Performa  nano 21円 測定器3200円
 Accu Chek Performa 測定器2800円

ホリデー調べ 2018年5月
*ON Call Expressは、「糖尿病お助け隊」で定期購入、その他はebayで購入と想定。
いずれも送料込み
*ON Call ExpressとContour Next EZは、測定器本体キット込みでもテスターのみでも金額は変わらず
*One Touch Ultra2とAccu Chek Performa(nanoも)は、本体価格とテスターのみ価格が異なるのでわけて表示。
*テスター価格は200~400枚購入で最も安い価格を表示。個人輸入の目安が2か月使途用の最大420枚(7枚/日)が目安とされているため
*測定器本体キットには、測定器、テスター(10枚)、穿刺器、ランセット(10個)、ケースが付属することが標準的

日本の薬局で購入するとテスターは70~150円/枚くらいのようです。高いです。

2018年2月に測定機本体のAmazon日本の価格なども調べました。興味ある方はご覧ください。
自己血糖測定に必要な器具、価格、機種など(2018.2)

結論:おすすめ機種

多少の誤差(10%程度)はあり得るとしても、測定結果を見て大丈夫か?という気持ちになって2度3度と測定すると結果としてテスターもたくさん使ってしまいますし、何度も採血するのも嫌です。(ほとんど痛みはないといっても針を刺して血を出すのですから少しは痛みがあります。)

大手企業の製品で日本でも売っているのもに近い、というのは安心感、信頼感という点でプラスです。

コストが安いこと、買いやすい(=ebayに沢山出品されている)こと、これは重要です。

測定結果が実際に近いだろうということも重要です。Contour Next EZは測定のブレは少ないが、測定結果は高めです。

ということで、Accu Chek PerformaとAccu Chek Performa nanoを併用することにしました。小さいほうのnanoは出張、外出の携帯用とすることにしました。

この記事のもとになったデータは、血糖測定器の誤差、測定結果比較-5機種の使用結果 にまとめました。

血糖測定器の購入方法は
自己血糖測定器の購入方法ーebay セカイモン 個人輸入代行サイト

血糖測定の方法、測定器の使い方は
血糖測定器の使い方、血糖測定のノウハウ-初心者向け

コメント

  1. モン吉 より:

    ホリデーさん、こんばんは

    血糖測定器の情報、私も含めて購入時に大変役に立つ情報です。
    ありがとうございます。
    やはり機種により、結構誤差があるのですね。このように比較して頂けると
    よく分かります。

    海外の測定器のテスターは、国産に比べかなり安いのですね。
    国産はぼったくり?
    毎日のように使うものだけに、この差は大きいですね。

    一方リブレですが、2年程前に江部先生の講演会に参加した後の食事会で
    歯科医師のグループ3名の方が腕に貼って付けておられ
    スマホを小さくしたようなものをかざすと血糖値が表示されるので
    これで測定できるんだと驚きました。しかしこれも誤差が少し大きいようですね。

    • ホリデー より:

      いつも励まし、ありがとうございます。これから血糖測定する人にひょっとすると役に立つかも、と思いました。糖質制限食の情報はインタネットに沢山ありますが、血糖測定器については意外と情報少ないんです。購入も使い方も手探りで情報さえあれば、と思ったこともしばしばだったので。

      価格は、薬事法の規制の影響でしょうね。特定の薬局でしか買えない商品と、スーパーで特売で買える商品では同じものでも価格が変わるのはやむを得ません。規制緩和してほしいですが、何を規制するかは、学識経験者、事業者などの意見が反映されるはずですからなかなか難しそうです。

      リブレ、価格が安ければ使ってみたいですね。痛くないのもうれしいです。多少誤差があっても食後のピークがいつかわかるのは魅力です。脈拍計のように腕時計でつけているだけで血糖値がわかったらどんなに良いかと思います。

  2. にょろぞう18 より:

    5種類もの機器購入されて比較されたのですね。これから購入を検討されている方には、参考になりますね。自分は、国内で普通に調剤薬局で購入できる最もポピュラーなテルモの測定器を使っています。当然のことながら測定チップが高く、1つ130円ほどになります。必要に応じて最小限使うようにしています。

    • ホリデー より:

      冷静に考えると無駄づかいです。買い物ってストレス発散になりますから、気晴らしにもなりました。

      しかし、テスター1枚130円もするんですね。私が使っているaccu chek performaだと6枚分ですね。私の使い方だと月200枚近く使っていますから25000円くらいになってしまいます。落ち着いてくればそんなに測定する必要もないとは思いますが。

      にょろぞう18さんも安い機種への切り替えを検討されてもよいかもしれませんね。余計なお世話でスミマセン。

  3. painn より:

    こんにちわ
    はじめまして
    ebay 購入の測定器の詳しい情報を
    ありがとうございました。
    私も、オンコールAICONを200枚のチップを使い切るところで、
    つぎは、ebayで買いたいと思いましたが、測定器は、購入出来ない事や、どれを選べば良いのか、
    チップが安く、追加購入もできる、のはどれなのか?わからない事だらけでした。今日、アキュチェックパフォーマ ロシュと、チップを購入できました。ありがとうこざいます。
    アメーバブログのウラル間違っているかもです。題名 painnのブログ
    というの書いています。
    糖尿病が、わかって1年経ちました。
    a1cは、6.3%最新です。
    6.5%が半年続いてました。
    食後高血糖があり1時間後190位あります。悩みどころです。

    • ホリデー より:

      painnさん
      はじめまして。コメントありがとうございます。
      このブログの情報が役に立ったのならとてもうれしいです。
      記事にさせてもらいますね。