膵臓を休ませることの効果は?

painnさんから膵臓を休ませることについて以下のコメントをいただきました。気になるところです。改めて素人なりの考えを整理してみました。

膵臓を休ませる、事について、どう思われますか?
血糖スパイクが毎食後 長く続いていて、膵臓酷使していたのかも、と思うと、悲しいです。血糖値測定は、大切な事とおもいます。

私の場合は、食事の炭水化物よりも、間食それも甘いものの多さが膵臓を痛めた大きな要因だろうと思っています。特に夜PCに向かって仕事をしながら、チョコレートとかクッキーを食べたり、日中はおやつに団子とかおはぎが好物でしたから。加えて5年間健康診断しなかったので手遅れの原因です。体質的にも膵臓が弱いのだろうと思います。食べてもあまり太らない体質でしたし。(運動不足もあってお腹だけはポッコリでしたが)

糖質制限で膵臓を休ませる効果

摂取する糖質量が少なければ、インスリンの分泌も少なくて済みますから、血糖値をコントロールするだけでなくインスリン分泌のための膵臓の負荷を減らす(休ませる)ことができます。そのことに酔って膵臓が回復し血糖コントロールが改善することが期待できます。

膵臓を休ませると膵臓が弱る説

糖質制限を始めるとインスリンの分泌が減り、膵臓のβ細胞の活動が低下する。使わないと衰える筋肉と同じように、糖質制限を継続すると、膵臓の機能が弱まりインスリンを分泌しないようになる。

この説もネットでよくみかけます。私がこの説を知ったのは糖質制限を始めて間もないころで、大いに迷ったものです。

あらいやだ、糖尿病だわ – 糖質制限ノート
このブログの著者は、糖質制限6か月で空腹時血糖値が5~10上がってしまい、糖質制限(低炭水化物・高脂肪食)は膵臓の機能を下げる、と考えるようになったようです。

膵臓を休ませると膵臓は弱まらない説

確かに糖質制限をすると糖質への反応がよくなるというか、血糖値が上がりやすくなるという情報はみかけます。

それについて
お酒をほとんど飲まない生活をしていると少しお酒を飲んだだけで酔うが肝臓が弱くなっているわけではありません。糖質制限と耐糖能も同じで、糖質制限ですい臓を休めて膵臓は回復するが、糖質に慣れていないので少し糖質を取ると血糖値が上がるだけのことだ、
という説明があります。
なるほど、と思いました。自分でも実感があります。

ただ、あくまでわかりやすい説明ですが、根拠があるとまでは言えないと思います。

私の考え

膵臓を休ませても膵臓は回復しない?

糖質制限は高血糖を防ぎ素お像を休めることができます。しかしそれでは膵臓は回復していないかもしれません。その事例が江部先生です。血糖コントロールは良好のようですが、糖質を取れば血糖値は上がるようですから長年の糖質制限で膵臓は弱くなっているのかもしれません。

これまでの考え:糖尿病が回復するのはその人の膵臓の弱り具合による

糖尿病が完治した(糖質をとっても血糖値が140くらいまでしか上がらなくなった)ケースはインターネットで見かけます。

それらに多く見られる共通するのは、肥満型の人が多い、2,3か月~6か月程度で急激に改善している、空腹時血糖値がすぐに110未満になっているなどであり、もともと膵臓がそれほど弱っていなかったから回復したと考えられる。

その目安は空腹時血糖値(110未満、あるいは完治した人は100未満になっている)ではないか。

私の場合は半年間空腹時血糖値が120代半ばなので今後の改善は見込めないのではないか

最近の考え:長期の糖質制限で膵臓を休めることで膵臓は回復することがある

モン吉さんの事例では数年の糖質制限で空腹時血糖値や食後血糖値が改善しています。一つの事例では何とも言えませんが、糖質制限の継続で回復する事例が実際にあるということです。
糖尿病糖質制限治療10年以上の検査数値推移

モン吉さんほど長期ではないですが、kidさんは1年10か月で空腹時血糖値が100台に下がったそうです。

私もこのまま続ければ少しは改善するかもしれません。少し期待しています。

膵臓を使わないと弱くなる、ということについては江部先生がブログで説明されていました。

「糖質制限食実践中も、基礎分泌インスリンは必ず分泌します。
また、野菜分の糖質に対して、基礎分泌の2~3倍の追加分泌インスリンがでます。」

糖質制限をしても膵臓のβ細胞を私たちは使っていることになります。もっと休ませてあげるほうに力を入れてもよいのかもしれません。

というような次第で、膵臓を休めると膵臓がある程度回復することがある説を支持しています。

コメント

  1. モン吉 より:

    ホリデーさん、こんばんは

    私は膵臓が休まるには、数年かかるのではないかと思っています。
    私の場合は数年たって、同じ量の糖質をとっても血糖値の上がり方が
    少なくなりましたので。

    また、もう一つの問題は膵臓のβ細胞が、どれ位残っているかという事があるとおもいます。
    同じ糖尿病患者でもβ細胞の残り具合は一人ひとり違います。
    糖尿病発症時点で人にもよりますが、β細胞の30~40%死滅していると云われています。
    その後、現時点でどれ位残っているかという事です。
    残念ですが、現在β細胞の残り具合を調べる方法がありません。
    人によっては、死滅せず疲弊しているだけの場合もあります。
    特に肥満の方でβ細胞が疲弊しているだけなら、糖質制限で体重が減る事により、インスリンの効きが良くなり正常な状態なる事が多いようです。

    このβ細胞の残り具合で、膵臓を休ませるという同じことをしても
    これによって膵臓が弱ったと感じる人と、膵臓が復活したと感じる人が
    出てくるのではないかと、私は思っています。

    私の食事は朝、昼はスーパー糖質制限で、夜は基本、家内と同じおかずを食べています。
    ご飯は食べませんが、味付け同じ物です。
    それとたまには糖質を摂って、膵臓を働かせた方が良いのかとも思って
    月に3回くらいは糖質多目、カレーライス(ご飯お茶碗に1/3位)を食べたり
    握り寿司を3個位食べたり、お好み焼きを適量食べたりしています。

    血糖測定器は持っていませんので、食後血糖値がどれ位かはわかりませんが
    長年HbA1cは5.5~5.9ですので、それほど影響はないかと思っています。
    又、グリコアルブミン値(GA):過去1か月弱の平均血糖値の状態を知る。
    この数値も14.5~15.5(正常値は11.6~16.4検査機関により若干違う)
    なので高血糖にはなっていないと思います。
    但しGAはHbA1cと同時に検査が出来ません。どちらか一方になります。

    以上、ご参考になればと思い、書込み致しました。

    • ホリデー より:

      モン吉さん
      ありがとうございます。弱っているβ細胞は復活するが壊れたβ細胞は復活しないということですね。
      弱っているβ細胞の復活にも時間がかかることがあるので、数年で回復するかもしれないし回復しないかもしれないというのが私の現状認識です。
      希望があるようなないような微妙な感じではあります。
      どう受け止めるのかまた考えます。

      もし私が今のモン吉さんと同じ生活をしたら私は夜の食後血糖値が高くなりそうなので、HbA1cは6%の後半にはなってしまいそうです。
      普通の食事だとおかずだけでも、結構糖分が含まれる場合がありますから。

      GAはHbA1cと同時に検査できないんですね。知りませんでした。

  2. neko より:

    こんにちは。
    以前からの疑問をかなり解かれたようで、わたしもスッキリした気分です。

    >特に夜PCに向かって仕事をしながら、チョコレートとかクッキーを食べたり、日中はおやつに団子とかおはぎが好物

    これ、私です。膵臓についてネットで潜ってみました。疲れやすく、朝弱く、貧血、寒がり。。。かなり当たってます。ホリデーさんはどうですか?糖質制限時の効果が私と夫でかなり違う原因は膵臓の状態によるものかもしれません。

    1)10大 症状系:
     □ 疲れやすくなった or 寝ても疲れが抜けない
     □ 背中が張る、重い、辛い
     □ お腹が張る、すぐ胃がもたれる or 重たくなる
     □ 朝からだるい(特に首が重い)
     □ 食欲に波がある(食べ過ぎ or 食欲がないことがちょくちょく)
     □ 貧血 or フラつき・立ちくらみがある
     □ 寒がりである(服を着込んでも中から寒い感じ)
     □ 生理痛、生理不順、婦人科系の悩みがある
     □ 口が渇きやすい or 唾液が多い、口臭がつよい
     □ 鼻詰まり、鼻炎
      
    2)メンタル系:
     ※ 気力がわかないときがある
     ※ クヨクヨしやすい、取り越し苦労が多い
     ※ 大切なことでもつい反射的に他人に譲ってしまう
     ※ 不安感や心配ごとがいつもある(考え過ぎ傾向)

    3)ビジュアル系:
     ◎ 幸薄い印象がある(と言われる)
     ◎ 顔色が黄色い
     ◎ 顔やからだのたるみ
     ◎ 毛穴が氣になる
     ◎ ぽっこりお腹が氣になる(むくみでなく、筋力低下)

  3. neko より:

    追加です。原因として下記のようなことが書いてありました。
    「食欲がないのに無理して食べる」などは現代社会特有に問題ですよね。ながら食べ、不規則、糖分過多。。。該当しすぎです。というか、全部してました。

    □ 食べ過ぎ
    □ 早食い(噛む回数が少ない)
    □ ストレス(特に思い悩む、過去を憂う系)
    □ 食欲がないのに無理して食べる
    □ ながら食べ(味わってないことで、消化力が落ちる)
    □ 食事の時間帯がよくない(寝る直前、不規則など)
    □ 甘いものが多い(糖分過多)
    ※ 特に白砂糖 → 菓子パン、ケーキなどなど
      (はちみつ、黒糖、きび糖などはマシ)
    □ 冷たい飲みものでの直接の冷え
    □ 食べものに含まれる毒性(特に添加物)

    http://www.rakuyuru.jp/entry/2017/01/14/212226

    • ホリデー より:

      nekoさん、コメントありがとうございます。
      胃腸と膵臓ですか。
      私は胃腸はもともと強くないほうなので、当てはまるといえば当てはまることもあるように思います。
      体や健康のことは本当に人それぞれでしょうし。
      糖質制限での血糖コントロール以外の効果、忘れないうちに記事にしてみます。

      ところで、nekoさんとご主人ではどのように効果が違うのでしょうか。それも教えてもらえると面白そうです。
      (前にコメントしたぞー!)だったらお許しください。

  4. painn より:

    ホリデーさん
    こんにちわ!

    膵臓を休ませる。ことについての記事をありがとうございます。
    糖質制限をして 膵臓を休ませる。 
    インスリンや投薬して 膵臓を休ませる。
    要するに 食後高血糖やスパイク 又は常時高血糖(発覚時)を
    なるべくなくして 絶えずインスリンを沢山ださなければと 膵臓を酷使することを防ぐ
    事も一つなのですよね。

    私も発覚してすぐに 糖質制限OKの病院を探して スーパー糖質制限をして
    1か月後に筋トレ+プチ糖質制限(2食玄米50g食べる)にしました。

    1年たって 半年間A1cが6.5%のままでしたので 血糖値測定を始めたところ
    血糖値スパイクが 毎食後起こっていました 1時間値180~230位です。糖質30g位でです。
    もう びっくりして (当たり前なのに)あわてました。
    今はグルコシターゼ阻害薬を飲み 糖質の吸収を緩和することで 高血糖をふせいでいます。
    やっと150位に収まってきました。

    最初の発覚の時に(A1c8.5%手がしびれてた) 知り合いの製薬会社の方から そんなに悪いなら 高血糖をインスリンでまず最初に抑えたらいいのに。と言われました。
    膵臓を 休ませるためにと。
    それから 糖尿病専門医の病院に必ず行くようにと 教えてもらいました。
    でも 行きませんでした。

    私は とても中途半端な事をして 薬を全く使わず ゆるい糖質制限をして
    1年を過ごし 筋トレも腰痛で後半年はあまりできませんでした。

    結果 血糖値スパイクがずっと 起きていました。
    多分病気がはじまって軽く10年位は経っていると思います。境界型も長くあったと思います。ただ 1年で体重を19kg落とせたので それだけが救いなのかな と思います。
    やっとBMI22です。
    まだまだ 体脂肪が多いので もっと筋トレして内臓脂肪を落としていきたいと思っています。
    それと 糖尿病専門医によく相談して これから A1c5%台目指して
    何とかならないか!が 課題です。
    糖質制限や分食もしていきたいです。

    自分の事ばかり書いてすみません。
    膵臓を酷使していたことへの 後悔があります。
    難しい事ですが 皆 寛解とか 治癒したいですものね。

     

    • ホリデー より:

      painnさん
      経過を教えていただきありがとうございます。
      血糖測定をして1時間値180~230位の数字を見たときの気持ち、同じ自己血糖測定を行う者としてお察しします。
      今、150に収まっているというのはすごいですね。

      このコメント、いろいろ感じるところがあるので、記事にさせてもらいますね。