糖尿病で糖質制限をする人としない人の違いは何か

2型糖尿病で、医師の指導通り カロリー制限+薬+運動 で対処しているけれども血糖値が改善しない、とか、どんどん薬が増える、といった方が、糖質制限により糖尿病の改善、合併症の予防が行えるようになるきっかけ、参考になれば、との思いでこのブログをはじめました。

私は糖尿病宣告の翌日から糖質制限を始めました。多分糖尿病患者のなかではまだ少数派だろうと思っています。糖尿病患者で糖質制限を行っている人と行っていない人の違いは何なのでしょうか。糖質制限を行っていない人の話をあまり聞いたことがないのでその違いが何なのかよくわかりません。

私がどうして糖尿病治療として糖質制限を始めたのか、改めて整理してみることにします。

私の糖質制限のここまで(5か月間)の経緯

2017年11月 体調不良と体重減少から近所の内科を受診、血糖値308で糖尿病と診断されネシーナを処方される
帰宅後インターネットで検索-糖尿病と糖質制限の情報を得る
翌日から糖質制限を開始する
5日後:糖尿病専門医の経営するクリニックを受診-糖質制限を続ける意思を強くする
    

1.糖尿病診断初日にインターネットから得た情報

私は糖尿病についてほとんど知りませんでした。糖尿病と診断されたら生活習慣を変えれば治るのだろう、くらいの認識でした。
薬を処方されるほど悪いのか、と焦って帰宅後慌ててインターネットで情報を漁りました。
わかったことは

糖尿病は治らない-ショック!!一生薬を飲み続けるのは嫌だ!!
合併症が怖い-大変な病気だ!
血糖値308だとすでに合併症があるかも-大変だ!なんとかせねば!!!

糖質制限なら薬なしで対処できる可能性がある-これはいけるかも
 ・糖質を取らなければ血糖値は上がらない-なるほど、理にかなっているようだ
 ・糖質制限が失敗するのはカロリー不足だ-カロリー不足にならないように注意しよう
 ・脂質の取りすぎ、蛋白質の取りすぎは問題を生じるかも-それはその時考えよう。まずはしばらく糖質制限をやってみよう

このように考えて糖質制限を開始しました。
インターネットから情報を収集するという生活パターンが糖質制限を始めた大きな要因です。また、江部先生のブログという糖質制限の巨大な情報が存在したことも決断に大きな影響がありました。
インターネットの中では糖尿病治療の糖質制限は多数派ではないか?とも思えます。アンチ糖質制限派も含めて糖尿病治療の方法として糖質制限が認知されているように思います。
しかし現実社会では糖質制限を知らない糖尿病患者のほうが多数派なのではないでしょうか。この違いが何なのかは、よくわかりません。

2.薬を飲むこと、飲み続けることに抵抗感がある

正しい、正しくないではなく、薬を飲みこと、飲み続けることに私には抵抗感があります。これまでのいくつかの体験がそんな考え・価値観を作っています。

風邪薬(解熱剤)や痛み止めを飲むと、決まってといってよいほど胃腸の調子が悪くなります。薬の副作用ということを自身の体験として感じています。
私の母は、ある病気の症状を抑える薬の副作用で、その症状より厄介な副作用に服薬をやめた後も苦しんでいます。

企業に勤務していたころ、メンタルへルスにかかわる仕事をしたことがあり、うつなどの薬を飲んでいる人が副作用で苦しんでいるケースをたくさん見てきました。精神科関連の薬は病気を治すものでなく症状に対処するものが多いようです。糖尿病とよく似ていますね。(違うのはうつなどは薬を飲んでいるうちに治ることがあるというのが糖尿病との違いでしょうか。)

風邪をひいて熱が出ると医者に行って薬をもらって飲むのが当たり前だったのですが、ある時友人から「38°を超えるような熱が高いとき以外は風邪薬は飲まずに安静にして直せ。熱が出ているのは体がウイルスと戦っているのだから自然な反応だ。無理に熱を下げるようなことをするな。医者や看護師は37度台の熱なら風邪薬は飲まない」と言われました。「でも37°台の熱でも風邪薬と抗生物質を処方されるよ」と反論したところ、「それは商売だからね」と言われました。ちなみにその友人は医師です。

ほかにもいろいろな体験をしていますが、
「薬は副作用が怖い。症状は緩和しても病気を治さない薬が多い。なるべく飲まないほうがよい」という考えを持つようになっています。
だから病気を治さない薬を一生飲み続けることへの拒否感が糖質制限を選択した理由の一つです。
逆に言えば、病気になったら医師の指示通り薬を飲んでいればよい、という考えの人は糖質制限を受け入れない、耳に入らない、ということかもしれません。

3.困難な事態に直面した時の私の対処法

私は心配性でうまくいかないことがあると、いろいろと悪い想像をしてしまいがちです。また、自分の失敗を責めるほうです。
(心配性がよい面で出れば、しっかり健診を定期的に行って糖尿病になることもなかったのかもしれませんが、、、それはさておき)
大きな失敗をした時など、「あの時ああすればよかった」と自分を責め、「このままではもっと悪くなってしまう。こんなことも起こるかも」と悲観的になりがちです。
このような自分の性格的な思考パターンで落ち込んだり不安になることを避けるためにも、仕事で身につけた課題解決のアプローチを意識的に行うようにしています。

糖尿病が発覚しかつ血糖値308はかなり悪い状態とわかった時、「自分にできることを実行する」に集中しました。
もっと早く受診すればよかったとか健康診断を受けていれば、というような後悔や自責の気持ちもありましたが、そんなことより「何をするか、何ができるか」を調べて実行しようと思いました。
そのときは、手元に処方された薬ネシーナ(DPP4阻害薬)がありましたが、薬は飲むとしてほかにできることはないのかと調べて糖質制限を実施しようと決めるに至ったということです。
まあ、反省したり落ち込んでいる暇はないぞ!、と思えたことがよかったのかもしれません。

ちなみにこのような思考法は、解決志向(ソリューションフォーカスアプローチ)と言われる考え方の応用です。仕事を通して学び実践している事が病気の対処にも役立ったようです。

4.まとめ

糖尿病で糖質制限をしない人と私につがいがあるとしたら、多分薬への抵抗感が一番大きいのかもしれません。
また、医療が行っていることは正しいとは限らない、ということを感じる体験をしていたことも影響していると思います。
インターネットから情報を得ることが当たり前になっていることも影響していますが、インターネットから情報を越人の特徴は何か、ということはよくわかりません。

自分が受けている治療、医師や医療に強い信頼を置いている人が糖尿病治療として糖質制限を自ら選択するのはまだ難しいのかもしれません。

コメント

  1. neko より:

    夏井先生がよく2−8の法則に触れますが。。。2割ぐらいの人しか新しい方法にチャレンジしないそうです。糖質制限に関しては、「痩せる方法」というイメージが先行してしまっているのが、かえって悪いのでは?とも感じます。ネットで「糖質制限」で検索すると、糖尿病よりダイエット記事ばかりヒットします。「ただの流行り」と勘違いされては残念ですね。

    実際、私の従兄弟2人(女性)が「糖質制限でダイエットの成功した!」と言ってまして、当然のように「一時的なもの(痩せる目的が達成したから終了)」という意識しかないようです。

    そういう意味ではホリデーさんのような地道な活動の積み上げが大切なのではないでしょうか。

    • ホリデー より:

      励ましのコメント、ありがとうございます。

      ネットで「糖質制限」で検索すると、糖尿病よりダイエット記事ばかりヒットするのは、健康な人と糖尿病患者の比率を考えれば当然ですね。私はダイエットとしての糖質制限にはほとんど関心がありませんが、糖質制限が健康食として実証されること、認められることは二つの点で大きな意味があります。
      一つは、自分が行う食事ですから、病気になる食事ではなく健康になる食事であってほしいです。
      もう一つは、多くの人が行うからたくさんの糖質制限の食品が提供され、手に入ります。ラーメン屋さんでもおいしい糖質制限麺が提供されるようにならないかな、と期待しています。
      糖質制限が一時のブームで終わると個人的に困ります。ライザップさんも頑張れ!という気持ちでいます。

  2. モン吉 より:

    ホリデーさん、こんばんは

    私も薬はケガ等で抗生物質を飲む以外は、基本飲みません。
    糖尿病の薬も一度も飲んだことはありません。
    薬はやはり副作用の心配がありますから。
    うつ病の薬もあれは治す薬ではなく、一時的に脳をマヒさせているだけで
    時間がたてば薬の作用が消えて、元の状態に戻るだけとある精神科医が
    言われていましたね。
    私はガンになったら手術や抗がん剤治療はやらずに
    糖質制限食をさらに厳しくしたケトン食と思っています。
    ただガンの種類によっては、粒子線治療はいいのかなと思っています。

    私も心配性でやはり、悪い方へ考えてしまいがちですね。
    周りにも「私は小心者だからね~」とよく言っています。
    今は別にそれが恥ずかしい事とは、自分では思っていません。
    人間99%の人が小心者じゃないかと思っています。
    というかそれが人間じゃないでしょうか。

    nekoさん、こんばんは
    こちらに書込み致しました。

    はい、江部先生のお膝元です。
    先生には糖尿病以外にも色々教えてもらっています。
    洗髪にはシャンプーは使わない事
    ずっとお湯で洗い流すだけにしています。何とかハゲずにこれています。
    又、体を洗うのも石鹸は使わず、濡れタオルで軽くごしごしやるだけです。
    自分で言うのも変ですが、きれいな肌が保てていると思います。
    確かタモリさんや福山雅治さんも体を洗うのに石鹸は使わないと
    言われていたような気がします。

    nekoさんもピアノを弾かれるのですね
    私はピアノは弾けませんが、楽器はオカリナを独学でやっています。
    長いですが独学ですから、なかなか上達しません。
    家でオカリナを吹いて、会社ではホラを吹いています。

    • ホリデー より:

      やはり江部先生と直接のお知合いなんですね。患者というより師事されているような感じですね。何ともうらやましいです。
      モン吉さんにいろいろ教えてもらうと、私も江部先生の孫弟子ということになるのでしょうか。それもいいですね。

      心配性、小心者、モン吉さんの言う通り、恥ずかしいこととは思わないというのは同感です。

      私の場合は、心配性で自分に不都合が生じたときは、違う考えを持つようにすればよい、と思っています。
      心配性が強いので、当病病発覚翌日から糖質制限を始めることができたので、心配症が役立ったと思っています。

      私は楽器はひけませんが、ホラは下手ですが格好ふいています。このブログでは正直をモットーにしています。