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糖質制限に向く人はどんな人?

江部先生のブログを見ていて思わず苦笑いをしてしまいました。

立川で江部先生の講演会があったようですが、その公演に参加された方がこんなコメントをしていました。

講演会の後、気の置けない友人との飲み会があり、講演の話をしましたが、糖質制限の向いているタイプが「理屈っぽい、人の言うことを聞かない、自分で確かめないと気がすまない、辛口赤ワイン好き(うろ覚えなので表現がちょっと違いますが)」と、糖質制限食は正に〇〇向きだねぇ、と大受けでした。

これに対して江部先生のコメントは

私の説明は
『理論的な人、理屈っぽい人は好ましい。自分の頭で考えて選択して決定することが望ましい。辛口ワインや焼酎が好きな酒飲みは取り組みやすい。』
です。

とのこと。

ワイン、焼酎以外は見事に私にあてはまります。
(お酒はあまり飲まないので)

理屈っぽい

ときにうっとうしく思われることもありますが、これは持って生まれた性格かもしれません。理屈っぽい自分について肯定的に認めています。

人の言うことを聞かない

理屈っぽい人の多くが、人の話をきかなくなることがある自覚があるのかもしれません。私の場合は、自分がこうだと思うと(自分の理屈に納得できると)ほかの人の意見を受け付けなくなる欠点があるように思います。

自分で確かめないと気がすまない
自分の頭で考えて選択して決定する(ことが望ましい)

自分の考えで選択して決定すること と、自分で確かめないと気がすまない、は同じではないですが、結果としてかなり似ていることに思えます。

自分の考えで選択して決定するには論理的に思考したほうが良いと思います。

論理的な思考の代表例が、デカルトの「われ思う、故にわれあり」です。
デカルトはすべてのもの存在を疑いました。例えば目に見えるものはもしかしたら幻かもしれず、見えるから存在するとは言えないと思考を進めていきます。自分が存在することも疑うのですが、思考しているいる自分の存在は否定できないという事実(真理)が「われ思う、故にわれあり」です。

このように、論理的思考は、すべてを疑うところから考え始めます。
(こんな説明をするところが理屈っぽいところです)

糖尿病治療としての糖質制限についていえば、
・糖尿病の諸症状は血糖値が高いことが原因である
・摂取する食品の中で血糖値を上げるのは炭水化物のうちの糖質である
・食事で糖質を摂取しなければ血糖値は上がらない→合併症を防ぐことができる
というのは論理的に正しいように思えました。

本当に、血糖値の高さが糖尿病の症状の原因か、蛋白質や脂質で血糖値は上がらないのか、糖質を取らない食事で健康は保てるのか、など突っ込みどころは満載ですが

・糖質制限で血糖値改善、症状改善の事例が多い

理屈と事実があるので糖質制限を行うことにした、ということです。

それでも、いつも本当か、と疑うので、事実やデータを納得するまで自分で調べたくなります。
糖尿病治療に関しても知りたい情報はまだまだたくさんあるのですが、患者には公開されないデータが多い、仮に公開されても医学の基礎知識がないので思考の材料として使えない、など限界が大きいことも感じています。

ところで、理屈っぽい人に付き合ってくれる人は理屈っぽくない人が多いような気がします。もしそうだとすると、自分の周囲にいる友人・知人には糖質制限、あまり進めないほうが良いのかもしれません。

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